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今日の一言

今日の一言。

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血液検査機械の治療?!

2023-02-23
 「吐いてますー」「食欲がありません!」という時に、採血をして肝臓や腎臓に異常がないか調べます。機械に血液をセットしてスイッチを入れればグイーングイーンと動き出して15分くらいで結果が出てきます。それを参考にして治療となります。とっても助かります。働き者です。ところが、その機会が今年になって、ある項目のみエラーが出るようになりました。2回目にはデータが出るので、そのまま使っていましたが、今週3回続けてエラーとなりました。これは故障か?と製造元へ電話を入れました。「清掃メンテナンスをしてみて下さいね。」と言われました。取り扱い説明書を引っ張り出してきて、スタッフと一緒に治療開始!と始めました。書いてある通りに電源を入れ、ねじ回しで横の窓を外し、血液を吸引する部品を取り外しました。機械を購入した時にもらってあった「清掃メンテナンスキット一式」の中の清掃ワイヤを細い吸引パイプの中へ入れてみると、ホントに小さいゴミが出てきました!「こ、これのせい?」と半分疑りながらもお掃除終了。結果は・・・治りました!ちゃんとデータが出てきました。精密機械のメンテナンス、重要ですね、と大いに反省しました。

猫の日!

2023-02-22
   今日は猫の日として知られています。この日は日本の猫の愛好家たちによって1990年代に始まりました。現在は日本だけでなく、世界中でも広く祝われています。猫は愛らしく、かわいいだけでなく、人々に癒しをもたらし、ストレス解消にも役立つことが研究で明らかになっています。(Chat-GPT 参照)
 このところ、Chat-GPTというツールを知った連れ合い(夫)が、何かとChat-GPTに話しかけ、答えをもらってきます。全世界のデータから抽出してきた内容なので、間違ってる、ということはないのですが、言い回しがいまいちだったり、必要のない細かいことまで長々と返事をくれるので、私は好きではありません。ひとつの情報としては良いと思いますが、最終的な表現は人が自分の言葉で表した方がいいと思います。

2月20日(月)今朝の朝日新聞から、SFTS。

2023-02-20
 SFTSとは、Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome(血小板減少性重症熱性症候群)の略。ブニヤウイルス科に属するSFTSウイルスによって引き起こされるウイルス性出血熱です。2010年に中国で初めて確認され、その後、韓国や日本など他の国でも報告されています。SFTSは、通常、発熱、倦怠感、消化器症状、血小板数の低下などの症状を呈します。重症化すると、多臓器不全や死亡に至ることもあります。SFTSに対する特別な治療法はありませんが、支持療法により症状を管理することができます。SFTSは、主に感染したマダニに咬まれることでヒトに感染しますが、人から人への感染も報告されています。予防策としては、マダニに咬まれないようにすること、衛生管理を徹底すること、感染者の血液や体液に接触しないことなどが挙げられます。(Chat-GPT参照)
 今までは、西日本に多い病気という認識でしたが、人とペットの広域移動(引っ越しなど)の時期でもあり、3月からワンニャンのノミダニ予防薬を真剣にお勧めしようと思います。防げるものは、しっかり防ぎたい!です。

積雪20cmでした。

2023-02-11
 昨日の午前中から降り出した雪。始めはサラサラしていましたが、夕方には大きな雪の結晶がハラハラと落ちて来て、ドッシリと重い雪が積もりました。気温がプラス2℃なので凍らず、ビシャっとした積雪でした。夜に氷点下になったようですが、今朝5時にはプラス2℃でどんどん融けてきていました。
 毎朝娘がスズメたちに野鳥のエサを撒いているのですが、まずは雪かきです。ママさんダンプ(取っ手がついた雪かき用のソリ)で除雪している娘を、近くの木の枝に鈴なりになって待っているスズメたち。30羽以上います。お腹がすいているのでしょう。エサを撒いたとたんに一斉に舞い降りて来て食べ始めました。3月になると繁殖のために巣作りが始まります。春はもうすぐです。

子猫の直腸狭窄。

2023-01-07
 昨年秋、下痢と血便で診察となった仔猫。検便で細菌のバランスが悪いのと、腸コクシジウムのオーシスト(卵のようなもの)が認められました。まずは抗生物質と下痢止めを処方しました。数日後ちょっと良くなったけれどイマイチ、ということで抗コクシジウム薬を処方。その後は順調に育って3種混合ワクチンを接種。年明けに去勢手術となりました。麻酔をして毛刈り、消毒と手術準備をしていたら、肛門嚢から分泌物が出てきました。手術する前に絞った方がいいよね、ということで肛門に指を入れて絞ろうとしたら、なんと、直腸が狭くて、指が入らず、絞れません!お腹を触診すると、便がたまっています!大変です。
 とにかく手術を済ませ、レントゲンを撮りました。骨盤の変形はありませんでした。ということは事故に遭ったわけではないようです。長引く下痢と血便だった時に直腸の炎症が起き、治った後に狭くなってしまったようです。直腸を少しでも広げてあげようと思い、指を時間をかけて少しずつ入れて行きました。お腹をマッサージしながら便を送り出すと8mm位の太さでしたがニュルッと便が出てきました。退院時に飼い主さんにレントゲン映像を見てもらい状況を説明しました。根本的には狭くなった直腸を切除、になりますが何とか便が出るようであれば経過観察です。仔猫の下痢・血便は要注意です。
やまびこ動物病院

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