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今日の一言

今日の一言。

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老犬の介護は筋トレ?!。

2024-02-23
 ウチのライラは17才4か月の避妊メス。体重18kg。甲状腺機能低下症や胆泥症などがあり、薬やサプリメントなど7種類飲んでいます。昨秋あたりから立ち上がるのに時間がかかり、側対歩で歩くのもやっとやっとという状態でした。お散歩は、ハーネスと後躯を持ち上げる介護グッズを装着して行きます。すぐにヘナヘナと座り込むので、ちょっと休ませたら「ホレ、立とうね。」と後躯を持ち上げます。力がいります。普段使わない筋肉に力が入るようで次第に右上腕の外側が痛くなりました。右腕を頭より上に上げようとすると「ピキッ」と痛みが走ります。世話をする人も年だから老々介護です・・・。
 1ヶ月に1回注射すれば慢性関節炎の痛みが軽減するという動物薬が昨年発売されました。ライラも年だからきっとあちこち痛いに違いない、と注射しました。半信半疑でしたが、3日目にスクッと立ち上がったのです!トコトコ歩く距離も長くなり、クンクン臭いを嗅いだり、とお散歩らしくなりました。でも3週間が過ぎる頃には元に戻り、ヘナヘナしだします。人は筋トレ状態に。慌てて注射すると3日でトコトコ。食欲はあるので、注射しながらもう少し頑張れそうなライラです。

オス猫の膀胱結石摘出!

2024-01-25
 ウチの去勢オスのジジです。昨年、膀胱内に結石があることが判明し、療法食で小さくなることを期待していました。しかし先週エコー検査をしたところ、大きさは変わらず、手術となりました。麻酔して膀胱を触診、硬い石があるのが分かります。まず尿道カテーテルをペニスの先から入れておきます。開腹し膀胱を引き上げて反転させ、膀胱の背側の血管が少ない所をメスで切開すると、縦2cm、横1、5cm、厚さ5mmの楕円形の石が出てきました!表面はなめらかです。ここまで大きくなるのに何年かかったのでしょう。尿検査をして「膀胱炎だね」と済ませてきたことを反省です。切開した部分を吸収糸で縫合し、温めた生理食塩液を尿道カテーテルから入れて縫い目から漏れてこないことを確認し、閉腹しました。尿道カテーテルは3日ほど入れておきます。麻酔から醒めたジジはゲンナリした顔でした。ゴメンネ!でもフードは食べていました。教訓:膀胱炎を繰り返す場合はオス猫でも一度はエコー検査をすること。

猫のイボ取り。

2024-01-12
 昨年11月に獣医師会の勉強会で炭酸ガスレーザーの実習がありました。豚肉や鶏肉を使って切開や蒸散(熱を加えて水分の多い組織を蒸発させること)を体験しました(焦がしすぎると美味しい匂いになりました)。装置の使い方も難しくないので、手順を覚えられそう。担当者の説明によると手術時にも使えるし、人では皮膚のイボ取りに活躍しているとのこと。イ、イボ取り!? 
  昔に比べて飼育環境が良くなったおかげで高齢のワンちゃんが増えました。すると、皮膚の老化にともない体表にイボができるコがでてきています。高齢になると麻酔リスクを考えなくてはなりません。2mmほどの小さなイボの場合、麻酔をかけてまで取らなくてもいいかなあ、ということで「ブラッシングの時に引っかけないように気をつけてくださいね。」とお話して終わりでした。しかし、麻酔なしで取れるなら・・・。導入しました。12月下旬に納品でした。
 はじめての症例はウチのレグルス(猫避妊雌、三毛、15才)でした。まさかの猫!左体側に3コもイボがありました。おまけに左の上瞼に2個(水腫)、下瞼に1個(血種)ありました。それぞれ2~3mmの大きさでした。瞼はさすがに無麻酔では無理そうだし血液検査に問題がなかったので、全身麻酔にしました。1個につき5~6回ジッジッと照射し焦げたところは綿棒で取りつつやりました。きれいにイボが無くなりました。血も出ません。嬉しくなりました。
 無麻酔で行う場合は皮膚の表面麻酔剤を塗った方がいいそうです。イボ自体に照射しても痛みはないけれど、皮膚に近くなるとちょっとピッとした感じがするので嫌がるとのこと。早速、購入手配しました。今年はイボとり頑張ります!

オス猫の膀胱結石!。

2023-12-29
 先日うちのネコハウス(6畳のプレハブ)のメンバー、黒猫ジジ(去勢オス9才、血液型A型)が「血尿出てるー」ということで、尿検査をしました。PH:7,5でアルカリ尿、ストルバイト結晶も出ています。春頃からちょくちょく血尿だったので、その都度尿検査をして抗生物質投与で治っていました。今回も抗生物質を投与したので3~4日で落ち着くだろうと思っていました。ところが、1週間たっても血尿が治りません。これは何か変、年齢を考えると膀胱の腫瘍かもしれない、と超音波検査(エコー検査)をしました。すると、そこには腫瘍ではなく、そこそこ大きいだ円形の結石が・・・。実はジジはステージ2の腎不全で、薬と腎臓に負担をかけないフードを与えていました。尿石症の方は、薬で何とか、と思っていました。普通、オス猫の場合は細かいストルバイト結晶が尿道に詰まって尿閉を起こすことが多く、尿道が太くて短いメス猫の場合は膀胱内に大きな結石ができることが多いのです。
 手術で摘出すれば早いのですが、このところ猫ちゃんの不妊手術が立て込んでいて、ジジの手術を入れられません。仕方がないので、結石を溶かす成分の入ったフードを与えることにしました。年明けまでしのいでもらって経過を見て、ということになりました。
 結石溶けるといいなあ。

褒められれば、うれしい!?

2023-11-19
 採血の時、診察室は賑やかです。「いいこだねー。」「かわいいねー。」「ちょっと痛いけど我慢だよー。」「おりこうさんねー。」血を取りながら私も言いますし、保定している動物看護師のTさんも言っているし、そばで見ている飼い主さんも言い続けています。採血が終わるまで声掛けが終わりません。そうするとワンもニャンも痛いのを我慢してじっとしてくれています。3か月ほど前からこの「褒め褒め作戦」を始めたのですが、効果抜群です。それまでは、「ちょっと血を下さいねー。」と言ったきり黙って採血していました。すると大方のワンニャンは「何かされそう、あっ何か痛い!やめて!」と動いて逃げようとします。
すると針が抜けて採血失敗、違うところから取り直し、です。どうすればじっとしていてくれるかなあ、と思案していて気づきました。飼い主さんがよく「こちらに電話してから抱っこして捕まえようとしたら隠れちゃって大変だったのよ。」と言われることを。どうも日本語というか単語の意味を分かって「病院」「やまびこ」を聞いたら「ヤバイ!逃げろ!」となるようです。それなら誉め言葉を聞けばうれしくなるのではないか、と考えた次第。飼い主の皆さん、ワンもニャンも毎日たくさんほめて、ほめて、ほめまくってくださいね!
やまびこ動物病院

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