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今日の一言

今日の一言。

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猫の伝染病、その1。

2018-12-12

 この時期、猫の伝染病が流行ります。ワクチンで防げるウイルス病の一つ「猫伝染性鼻気管炎」です。眼の結膜炎と鼻炎が目立つ症状です。具体的には、黄色い目ヤニと水腫様にふくれた結膜、鼻からはあおっぱなで、ズガズガと息をしている状態です。臭いが分からないので、餌を食べられずに衰弱していきます。仔猫の死亡率は高いですが、おとなの猫は何とか治ります。ウイルスを自分の免疫でやっつけるまで14日くらいかかります。(9月29日に書きましたが、人には感染しません。)

 時に、片目から始まった結膜炎、という場合は猫クラミジアやマイコプラズマによるものの可能性があります。抗生物質で治ります。これも人には感染しません。人には人の、です。

食糞対策。

2018-12-11
    犬の嗅覚は大変すぐれていて、麻薬探知犬などとして活躍しています。しかし、その素晴らしい嗅覚ゆえに、人にとってちょっと困ったことをやってくれます。糞の臭いの中に、かすかなフードを嗅ぎつけると、その糞はその途端に「食べ物」に変わります。美味しいものを見つけたことになるので、迷うことなく食べちゃいます。多頭飼育していると、他の犬の排泄を待って、排泄した途端に食べてしまうということが起こります。その口で人をペロペロ舐めるので「ちょっと・・・待って。」となります。
   猫のフードは蛋白量が多いので(10月2日の項参照)、しっかり砂や土に埋めてある糞を探し出してでも食べてしまうのは、嗅覚のすぐれた犬の性です。とっても美味しい、ということです。
   食糞を止めさせるには、食べそうになった時に、フードを見せて「こっちにおいで!」と声かけをして「糞より美味しいものをくれるみたい。」と教えるしかありません。やみくもに「だめ!」と言っても「だって、美味しいんだもん!」と諦めてくれません。フードと交換ね、と教えます。フードの方が断然美味しいので、すぐに理解してくれます。キーワードは、糞より美味しいもの、です。

猫の爪切りのコツ。

2018-12-10

 犬については、9月30日に書きましたが、猫についてのリクエストがありましたのでお答えします。猫の場合も基本は同じです。

 まず、おとなしく抱っこさせることから始めます。犬のように肉球ごと足先を触ってもいいのですが、気に入らないといきなりニャニャンッと咬んでくるので、抱っこしていた方が攻撃性が減ります。足先を触って、肉球をグッと押して爪を出します。これも初めは嫌がりますが、毎日褒めながら続けていると不承不承やらせてくれるようになります。素直に爪を出させてくれるようになったら、初めて爪を切ります。猫の場合真っ黒の爪は少ないので、何とかピンク色の血管が分かると思います。血管の先1mmまで切っても大丈夫です。一日一本切って終わり。切り終わったら、フードを一粒ご褒美に与えます。

 犬の時よりも人は、慌てず、落ち着いて、が大切です。爪きりは色々なタイプがありますが、どれでも大丈夫です。

いよいよ氷点下に

2018-12-09
 今日は冷え込んで、雪が風に乗ってパラパラ降ってきました。これから氷点下になる日がちょこちょこあると思います。外飼いをしている場合、飲み水が凍ってしまうことがあります。忙しくても水の確認は毎朝必ずしてやりましょう。真冬日になると融けることもなく、稀ですが、脱水して来るワンがいます。   
   雪が積もっている時は、雪を食べて乾きを癒すことができます。

裂肉歯の威力。

2018-12-08

 犬・猫の臼歯は尖っていて鋭く、上下を咬み合わせて、獲物の肉を切り取ることができます(9月26日の項参照)。そのおかげで、たまにですが、困ったことが起こります。犬は、小枝や割り箸をガブッと咬んで、バキボキッと折って遊ぶことがあります。その時に、何かのタイミングで上あごの左右の歯の間に、小枝や割り箸がすっぽりはまってしまうことがあるのです。飼い主さんが見ていても、上からだと何が起こったか分かりません。犬が急に頭を振ったり、よだれが出てきたり、フードを食べにくそうにしたり、と「何か変だ。」ということで診察になります。体重・体温測定、聴診後に、「はい、あーんして。」と口を開けてビックリ!「○○がはさまってますねー。」鉗子でしっかりつかんで取ります。

 猫の場合は、魚の骨など食べ物がらみです。急に後肢で立ち上がり、両前肢で口を左右からこすったり、バランスくずして、すってんと転げたり、ややしばらく悪戦苦闘します。飼い主さんはびっくり仰天ですが、猫の舌はザラザラしているので、しばらくすると、はずれるようです。慌てた飼い主さんからの電話を受けることがありますが、「治まりました。」と後で連絡が来ます。診察に至った例はありません。 

やまびこ動物病院

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