本文へ移動

今日の一言

今日の一言。

RSS(別ウィンドウで開きます) 

負けるが勝ち。

2021-04-13

 感染しても死亡率が低い病気の場合、いつまでもグズグズブスブスくすぶって、感染が広がって行きます。今までの4種類のコロナ感染でも、よく「風邪って、人に移すと治るよねー。」というくらいでした。

 今回の新型も、基本は同じ。感染してもほとんどの人は無症状か軽症で終わりますが、持病のある人や持病のある高齢者の中には肺炎が重症化する方がいます。この方々を集中してケアすればいいのであって、無症状・軽症の方々の行動を制限するのは意味がないと私は思います。

 新型は、これまでの経過を見ると4~5か月で変異しています。これは、死亡率の低いウイルスの場合、モタモタしていると宿主の免疫ができてきて感染を持続できなくなるので、何とか生き残っていこうということで変異していくわけです。ウイルスとしては当然のことで、いわゆる専門家の方々も十二分に分かっていることです。ということは、国立感染症研究所が昨年5月に「3月末には武漢型は終息していた。」と発表したことを思えば、武漢型が日本に入ってきたのは2019年の11月頃となります。ラグビーワールドカップで日本中、そして世界の富裕層の観光客が日本に来て大盛り上がりの時でした。

 蔓延防止ではなく、もはや蔓延しているわけで、すでにウイルスに負けています。負けを認めて、対策を考えることが今必要なことと思います。

狂犬病の集合注射が始まりました。

2021-04-12

 昨年は初日のみ実施で、2日目から中止となりましたが、今年は滞りなく予定通り行われています。コロナ対策で獣医師はマスク、フェイスシールド、使い捨てガウンを着用となっています。飼い主さんや市の職員さん等はマスクのみでOKです。屋外ですが、並んで密にならないよう、会場に到着して準備が整い次第、フライングスタート(開始時間前に始める)です。昨年接種していないので早く接種しなければ、ということなのでしょうか、多くの飼い主さんが早めに会場へ来ていました。

 栃木県内では、市町によって対応が様々です。那須班エリアの3市町は例年通り実施ですが、県南では昨年同様中止の市もあります。実施時期については、厚生労働省から、昨年同様12月までに接種、ということで検討している旨の通達がありました(狂犬病予防法では4月から6月末までに接種)。

 私は担当初日はマスク等全部装着して問診しましたが、2回目の時は晴天の午後で暑かったので、フェイスシールドは着けませんでした。自分の呼気(吐く息)が跳ね返ってきて、熱気とともに吸い込むと、息苦しい!呼吸困難になって倒れたら迷惑をかけるので、やめました。使い捨てガウンは薄い不織布のものだったので、汗をかきましたが着ていました。感染しても無症状・軽症の人がほとんど、という病気に、屋外でこんな防護が必要か?と身をもって感じた次第です。

排尿困難(いきんでも、ポタポタ)要注意!。

2021-03-30

 肉食動物の犬や猫の尿は「酸性」です。食べ物(おやつ等)や細菌感染を起こした結果、尿が「アルカリ性」になると、小さい結晶ができ、オスの場合は尿道に詰まることがあります。いわゆる「尿石症」です。ストルバイト結晶が多いです(顕微鏡で見るとキラキラしていて綺麗です)。メスの場合は尿道が太くて短いので、結晶が詰まることはありません。膀胱炎となり頻尿、ポタポタと血尿がでます。

 オスの場合、結晶が尿道に詰まると、排尿姿勢をとってもポタポタしか出ず、いきみ過ぎて嘔吐することもあります。様子を見ている余裕はありません。すぐに詰まりを解除しないと、尿を作っている腎臓にまで影響が出て、急性腎不全を起こしてしまいます。

 食生活を整えて(フードの変更など)、尿酸化剤や抗生物質の投与で治療します。

排便困難(いきんでも、出ない)要注意!。

2021-03-23

 高齢になると筋肉に入る力が弱り「いきんでも、出ない」ことになります。小さな便が一つ二つしか出ていない時は、気を付けて見てやりましょう。本当はもっと出したいのに、出ない、のかもしれません。ちょくちょくトイレへ行くものの、何も出さずに出てきたり、いきみ過ぎてゲーッと吐いたり、肛門の周りが汚れていたり、という場合もあります。便がたまってくると、食欲不振になることも多いです。高齢なので病気かも、と思い血液検査をして、結果に大きな異常がない場合、念入りに触診すると、直腸に小さいけれど硬めの便が居座っている、ということもあります。ゴム手袋をして摘便(便を出すこと)です。出している時は「ヤダヨー」といやがっていても、出し終わった後は「あー、すっきりしたー」となります。よかったねー。

血糖測定器、リブレ、活躍!。

2021-03-13

 血糖が安定せず、やせてきたニャンの体側にセンサーをつけて、実践使用を開始しました。飼い主さんがお家で毎日測って記録。リーダー(読みとり器)をセンサーにかざすだけなので痛くありません!。わーい!。飼い主さんは、せっせと測ります。

血糖値の履歴を見ると、推移が一目瞭然。インシュリンの効果が切れるころになるとグーッと上がり、フードを食べて、インシュリンを打つと下がってきます。その劇的な上下動を、ゆるやかな波形になるようにインシュリンの量を調整します。本来は最長14日間センサーが作動するらしいのですが、測定回数が多かったためか、10日で切れてしまいました。

次は、小型のワンで使いました。血糖値の履歴を見ると、インシュリンを打ったはずなのに、血糖が下がらない時がありました。飼い主さん曰く「針がちゃんと皮下に入っていなかったんですねえ。」いわゆる「打ち損ね」です。

血糖の動きが見えるので、飼い主さんにも分かりやすくて、リブレはいい器械です。

やまびこ動物病院
〒329-2806
栃木県那須塩原市横林153-77
TEL.0287-35-4356
FAX.0287-34-1027
TOPへ戻る