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今日の一言

今日の一言。

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熱中症に注意!。

2020-08-15
 やはり暑くなったら熱中症に注意です。今週、持病のある若いニャンが熱中症で来院。酸素吸入、直腸内へ生理食塩水注入、などの処置をしている最中に残念ながら亡くなりました。体温は40、2℃でしたが、来院時、横になって開口呼吸(口を開けてハアハアする)をしていました。猫が口を開けて呼吸し始めたら危険です。さらに持病による胸水(胸の中に水がたまる)があり、片側から30mlほど抜きました・・・が間に合いませんでした。
 今週になっていきなり暑くなったので、人も動物も大変です。

脱水に注意。

2020-08-08
 昨年の夏は太陽がカンカン照って、ものすごく暑かったですが、今年は梅雨が長引き、太陽は雲の上。当地では今のところ熱中症のワンニャンは来ていません。気温が高くてジメッとしているので、エアコンを除湿にしているご家庭が多いようです。人が涼しいと思う温度だと元々人より体温が高いワンニャンにとってはかなり、涼しい・・・寒い。熱発(ねっぱつ:発熱すること)で食欲不振、で来院するニャンがいます。飲まず食わずで来るのでかなり脱水しています。ニャンのご先祖は沙漠出身なので、ある程度脱水に耐える身体ですが、除湿と、寒くて飲水しない、というダブルパンチ。血液の血球成分(赤血球や白血球など)は同じなのに液体成分が減って、血液ドロドロ状態になります。すると血の流れが悪くなり、胃腸の動きも悪くなる、わけです。
 ワンの場合、エアコンで除湿されにくい床の上にいるからか、脱水で来院するコは今のところいません(例年だと空気が乾燥していて暑いので、ハアハアして呼気中に水分を出してしまい、脱水して来ていました)。

今日は何の日、肺(ハイ)の日。

2020-08-01
 空気の中には20%の酸素があります。吸気(空気を吸う)時に肺はその酸素を毛細血管から取り込んでいます。同時に体内で生成された二酸化炭素を排出しています。呼気(空気を吐く)の中には二酸化炭素が多くなっています。酸素は赤血球によって全身へ運ばれ生命維持のための化学反応に使われます。
 タバコの煙の中のヤニ成分や粉塵(ふんじん:アスベスト、排気ガス等)は肺の中にたまってしまい、身体は酸素不足になります。人より体の小さい犬猫にとっても大問題ですね。
 防水加工用のスプレーも危険です。これは物の表面をツルツルにして水を跳ね返すようにできています。狭い空間でスプレーすると、空気中に薬剤が舞います。
   肺に吸い込んだら・・・肺の表面がツルツルにコーティングされて、酸素を取り込めず、二酸化炭素を排出できず、窒息します。人の死亡例もあるようです。これもまた、小さい犬猫には危険です。必ず屋外で使いましょう。

野生のキジバトの治療、想い出話。

2020-07-23
 まだ、開業して間もないころのこと。子供たちが縁側でおやつを食べていた時、キジバトが2mほど先に舞い降りました。おやつはビスケットだったと思います。娘の一人がビスケットを細かくしてキジバトへやりたい、と言ってトコトコ近づき地面へ置きました。キジバトはちょっと逃げましたが、すぐにビスケットを食べ始めました。私は家の中に戻りました。すると娘たちが「お母さん、あのハト、ビスケット食べられないみたい。」と言いに来ました。ん?何?と縁側に出てよーく見てみると、ありゃりゃ、嘴(くちばし)がおかしいことになっています。ビスケットを食べようとつつくのですが、つまめていません。
これでは生きていけません。息子たちの虫取り網を使って捕まえました。キジバトも飛び立って逃げることもなく、あっさり捕まりました。野生動物としてはダメです。空腹で高く飛び立つ力が出なかったと思われます。
 そっと羽をつかんでよく見ると、ナント、上嘴が下嘴に刺さって抜けなくなっていました!下嘴の構造は左右から硬い嘴が合わさっていて、真ん中は開いています。丈夫な膜でふさいでいます。その膜を上嘴がつきやぶっていたのです。どうしてこんなことに!?分かりません。しかし、これは治してやらねばなりません。
 体重を測って、注射麻酔薬を用意。胸肉にプスリ。10分ほどでスーッと寝たので、両手で上下の嘴を持って、ゆっくり抜きました。下嘴の破れた穴は合成吸収糸という数か月たつと体の組織となじむ糸で3針縫いました。念のため抗生物質もプスリ。30分ほどで覚醒(かくせい:麻酔からさめること)しました。他はどこもケガしていなかったので、庭に出て放してやりました。すると元気に向かいの松林へ飛んでいき、枝にとまりました。驚いたことに、もう一羽がすーっと飛んできて近くの枝にとまりました。番(つがい:カップル)だったようです。心配しながら待っていたのでしょうか。良かった良かった。

ニャンの丸刈り、毛玉対策。

2020-07-18
 ニャンは、よく毛玉を吐きます。一生懸命毛繕いをするので、胃の中に毛がたまり、まとまって大きくなると胃を刺激するらしく、吐きます。今年の梅雨はジメジメとして晴れ間がない、どんよりと重苦しい日が続き、洗濯物が乾きにくいです。どうしてニャンは自分の寝ているベッドの中に吐くのでしょう。その度にお洗濯!です。ニャンチーハウス(猫のためのプレハブ小屋、エアコン、空気清浄機付き)には今7匹います。その中に長毛の「なぎさ」という12才(避妊メス)のコがいます。3日に1回吐いていました。ラキサトーンという毛玉対策のサプリメントがります。これで毛玉を吐かなくなったニャンがいるので、なぎさにも毎日飲ませてみましたが、残念ながら効果なしでした。胃の中の毛を柔らかくして腸に送り、大きな塊にならないようにするらしいのですが、なぎさの毛のほうが強かった。3週間飲ませましたが、諦めました。
 究極の対策が毛刈りです。長いから絡まって大きい毛玉になるのだから、短くしてやれば・・・。なぎさにしてみれば大きな迷惑と思いましたが、実行しました、バリカンで丸刈り!おかげで今は吐きません。よかったよかった!?。
やまびこ動物病院
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