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今日の一言

今日の一言。

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血糖値測定キット「リブレ」、便利です。

2021-02-05

   糖尿病と診断したら、全身状態を安定させた後(脱水補正など)、インシュリン注射となります。フードの摂取量や尿糖のある・なしを見ながら、経時的に血糖値を測り、インシュリンの量を決めます。前足、時に後足から採血しますが、ワンニャンは「痛いよー」です。

 獣医師向け雑誌に「リブレ」という人用の血糖値測定キットを装着したニャンの事例が出ていました。体側の毛を刈って、消毒薬の付いた手術用シートを貼り、直径3cmほどの丸いセンサーを装着していました。短い細い針が刺さっていて、細胞間液のブドー糖濃度を測定するとのこと。血液のブドー糖濃度の変化に、やや遅れる(細胞と細胞の間の液なので)とのことでしたが、採血しなくていいのは、朗報です。これは使える!と思い、購入、ウチの「なぎさ(MIX、避妊メス、13才)」に装着して測定開始(もちろん糖尿病ではありません)。すると、血液での実測値98mg/dlより20ほど低い値、72mg/dlが表示されました。こまめに3日間測ってみました。食前は少し高い値85位、食後は75位でした。日中もずーっと75前後でした。つまり、健康な猫の血糖値は一定範囲内に保たれている、ようです。当たり前のことですが、測ってみて納得!でした。

口に入れば飲み込めるワン!。

2021-01-26

 先日、昨日異物(布製品)を食べた!という子犬が来ました。今日は食欲不振と嘔吐・下痢ということでした。何がどこにあるかを知るために、バリウムを飲ませて、経時的にレントゲン検査をしました。すると何時間たっても胃の中にバリウムが残っています。何かあります。子犬なので、体力の消耗を考えると24時間後まで待つよりも、早い開腹手術の方が良さそうです。器具の滅菌をして当日手術となりました。

 出てきたのは、飼い主さんが飲み込むのを目視した布製品よりもずっと大きなゴム制の髪を縛るリボンでした!

 術後は覚醒(かくせい)していい時間になっても一向に起きる気配がなく、ややしばらく寝ていました。昨日はお腹が痛くて寝ていなかったようです。

 翌日はとっても元気になって、絶食12時間後の流動食を美味しそうに食べ、翌日には回復期のやわらかい缶詰をペロっと食べていました。

ワン・ニャンは口に入る大きさのものを飲み込むことができます。気を付けましょう。

焼き魚は美味しいニャ。

2021-01-17

 先日、何回も吐いている、というニャンが来ました。家の中と外を自由に行き来しているコなので、どこかで変なものを食べちゃったかな?と思っていました。飼い主さん「実は、焼いたイワシを半分食べてしまいました。」とのこと。「脂のっていました?」と聞くと「ジュウジュウと、脂のっていました。」「それは美味しかったでしょうねー。」と私。魚の脂に負けて吐いたり下したりするニャンは、意外に多いです。血液検査の結果も肝臓機能に異常あり、でした。脱水しないよう、かつ、薬も投与したいので、皮下注射をしました。乳酸リンゲルに数種類の薬を入れて、頸の後ろの皮下へ投与しました。

ウイルスとトコトン戦いたい?。

2021-01-09

 とうとう緊急事態うんぬんが、また出ました。マスクやら消毒やら外出自粛やら、しっかりやれ!と言われても、そもそもウイルスと戦って勝てるのでしょうか?

 感染症の原因はいろいろありますが、「細菌」はウチにもある普通の光学顕微鏡(1台20万円~)で見ることができます。「お、球菌だ!」「これは桿菌だ!」とか。しかし、ウイルスは電子顕微鏡(1台5千万円~1億円)でなければ見ることはできません。電子線をあてることでやっと見ることができる、というくらいとーっても小さい生き物です。

 つまり、普通のマスクを付けて呼吸をすれば、ウイルスは素通り、です。防げるのは、唾液にくっついたウイルスだけです。マイクロ飛沫は綿マスクを素通りします。花粉症用のマスクでも飛沫が乾燥すれば呼吸に伴ってウイルスが体内に入ります。マスクを付けるのは、感染した人が周囲にウイルスをばらまかないようにするためと、感染したくない人が少しでも吸入するウイルスを減らしたい時です。

 うつしたり、うつされたりを心配しなければいけないのは、持病のある高齢者(60代以上)です。この1年の間に1億2500万人の日本人の中で1月4日現在での死亡者3679人のうち、50代以下は126人です(20代1人、30代3人、40代35人、50代87人)。差し引き3553人は60才以上の人です(80才以上の人がほとんど)。重点的に高齢者を守る、ということです。あれ?私も持病(高血圧)のある高齢者でした!

うし年が始まりました。

2021-01-04

 昨夜のNHKの番組「ダーウィンがきた」の中でウシの上の前歯は無い、という話が出ていました。硬い歯茎がまな板で下の前歯が包丁の役割、とうまく例えていました。すぐに思い出したのが映画「トトロ」です。何故かというと、実はヤギも上の前歯が無い、のですが、映画の中でメイちゃんがお母さんがいる病院へ一人で行こうとして道に迷ったとき、出くわしたヤギがメエーと哭く場面、立派な上の前歯が有る!のです。人、犬、猫、馬、ウサギなど身近な生き物には上下の前歯がありますからチェック漏れも仕方ありませんね。

 ちなみに新入り猫のエールの前歯が生え変わりました。しっかりした永久歯になっています。モー生後4か月です。

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