本文へ移動

今日の一言

今日の一言。

RSS(別ウィンドウで開きます) 

皮膚の病気、あれこれの5。

2020-03-04
 「食物アレルギー」は食物に含まれるたんぱく質に身体が反応して、皮膚症状あるいは嘔吐、あるいは下痢を引き起こします。今現在与えているドライフードの主成分は何か、袋の原材料の欄を見て、チキン、豚、魚、穀物、のどれかが分かれば、今まで食べさせたことのない主原料のフードに変えてもらいます。ここで治まるコもいます。それでも痒みがあったり、嘔吐や下痢があるときには、ちょっとお金はかかりますが、「食物アレルギー検査」を勧めます。どのたんぱく質に反応しているのかが分かります。反応しないたんぱく質のフードにすれば、一件落着です。ところが、何にも反応していない、あるいは多種類に反応している、というコがいます。何にも反応していない場合は、これは食物アレルギーではない、ということが分かります。いろいろなたんぱく質に反応している場合は、一体何を食べさせたらいいの?と頭をかかえてしまいます。身体の不思議ですが、両者とも「アトピー体質」のことがあります。続く。

皮膚の病気、あれこれの4。

2020-03-03
 ここまでの話で、皮膚のバリアを保つには、ドライフードと水だけの食事が基本、ということがはっきりしました。では、増えすぎて皮膚炎を起こしている悪玉菌を減らしましょう。どんな菌がいるのか皮膚や耳垢を調べます。染色液で染めて見ます。種類が分かれば抑える薬が決まります。10日から2週間ほど投薬し、治ればよし、今ひとつ、の時はもう一度調べます。悪玉菌は1種類とは限らないので、次の薬を投薬です。大抵はこれで治ります。頑張りましょう。
 ところが、ドライフードと水だけにして投薬をしたら治ったけれど、薬が終わってしばらくしたら、また痒みが始まったということがあります!何ででしょう?困りました。飼い主さんに色々聞きます。排便が1日に3回以上、あるいは嘔吐、下痢はありますか?ん?痒みはそこそこ治まったけれど、排便、嘔吐、下痢のどこかに問題がある?こうなると「食物アレルギー」が疑われてきます。まだまだ続く。

新型コロナウイルス感染症の真実?!

2020-03-01
 今日はお休みなので、白髪染めに美容院へ行ってきました。そこでのお話。美容師さんの話では、お客さんがお医者さんへ行ったとき、「今回のコロナウイルスってどうなんですか?」と聞いたら「うん、去年から流行っていた風邪と同じ症状だね。当時は分からないから調べてもいないけど。」と言われたとのこと!それを聞いて思い出しました。昨年の9月頃から流行り始めたインフルエンザ。例年よりずっと早く小中学校で学級閉鎖になっていました。ウチでもワン・ニャンの薬やフードを取りに来た飼い主さんが「いやー、ひどい目にあったわ。熱は出るし、咳も出る、体中痛くて布団から出られない。やっと取りに来れた。」と言うのを聞いて「あらー、大変でしたね。インフルエンザだったんですね。」と言ったら「いや、それがね、調べてもインフルエンザじゃないのよ。お医者さんは風邪だね、っていってたけど。」という方が何人もいました!
 ん?去年はラグビーのワールドカップで日本中あちこちで盛り上がっていたけれど、もしかして、その時にコロナウイルスが日本に入ってきていたんじゃないか?現場の開業医の先生方はとっくにご存じなのでは?と思った次第です。
   政府やマスコミは現場の声を聞いていないのか、聞いても無視しているのか、どちらなのでしょう?

皮膚の病気、あれこれの3。

2020-02-29
 常在菌と皮脂が作る皮膚バリア。皮脂の成分が正常でなくなると・・・増殖するのを抑えられていた悪玉菌がイエーイ!とばかりに増えて、皮膚に炎症を起こします。極端な言い方をすれば、正常な皮脂は善玉菌や日和見菌のエサになり悪玉菌を抑え込む、皮脂の成分が悪玉菌のエサになるものに変わると、悪玉菌が暴れだす、です。
「何を食べさせていますか?」が、ここで重要になってきます。総合栄養食のドライフード(適量)と水だけの食生活であれば、体形はスッキリ、皮下脂肪もそこそこのアスリートなみ、になり皮膚病とは無縁です。皮脂は正常。
ジャーキー、骨っこ、チーズ、ビスケット、副食の缶詰、人の食事のおすそ分け、などなど必要以上に栄養を摂取していると・・・、身体は余分なものを捨てようとし、皮脂・耳垢・肛門腺の成分が変化します。ペット用のおやつには、もれなく脂が添加されています。そうしないと食べてくれない!皮脂・耳垢の成分に余計な脂が加わると、悪玉菌が大喜び!というわけです。続く。

皮膚の病気、あれこれの2。

2020-02-28
 皮膚が痒くなる原因のうち、分かりやすいのは外部寄生虫感染です。ノミや吸血前のマダニは目の細かいクシですいてやると引っかかってくるので直ぐに分かります。皮膚被毛をじっと見て、小さい白いものが動いていたら、セロテープでペタッペタッと貼り付けて顕微鏡で観察。シラミ、ハジラミ、ツメダニがいれば確定。皮膚がフケフケして1日中痒くて、掻きすぎて血がでているような時は、皮膚を鋭匙(えいひ:皮膚の表面を少し削る器具)で掻いて顕微鏡で観察。ヒゼンダニ(疥癬)やニキビダニ(毛包虫)がいれば確定。
 外部寄生虫でない場合は、皮膚に原因があります。皮膚の表面にはいろいろな菌(細菌・真菌)が住み着いています。善玉菌、日和見(ひよりみ)菌、悪玉菌すべて常在菌です。ここで大切なのは皮膚から出る皮脂の成分です。皮脂の成分が正常であれば、悪玉菌が増殖することはありません。絶妙なバランスで皮膚のバリアをつくっているのです。続く。
やまびこ動物病院
〒329-2806
栃木県那須塩原市横林153-77
TEL.0287-35-4356
FAX.0287-34-1027
TOPへ戻る