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今日の一言

今日の一言。

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いつまでもあると思うな親と金。

2019-06-16

 昨年末に肝臓の胆管癌を患っていた父が他界しました。医師の見立てよりちょっと長く生きました。常日頃、「死んだら物体になるだけ。」「葬式するな。」と言っていたので、身内だけで「家族葬」で見送りました。

 最後は「在宅緩和ケア」の医師にお世話になりました。その先生は「癌はとれないけれど、痛みと苦しさは取ってあげられます。」と言って、出会ったその日に処方してくれた薬で呼吸がとても楽になり、側にいる母も「見ていて辛そうだったけれど、とっても楽になったようで、本当に良かった。」と喜んでいました。

 波乱万丈の父の人生でしたが、私にとっては愉快な想い出ばかりです。今日は「父の日」、父に感謝!の日ですね。

トリミングでサッパリ。

2019-05-31

 日本のジメッとした暑さは、長毛のワンたちにとって辛いものがあります。そもそも長毛のコたちの原産国は北欧だったり高山だったり、緯度が高くて夏でもカラッとしている国々です。降水量が多く、梅雨のある日本の蒸し暑さは、堪えます。短くカットしてもらうと過ごしやすくなりますね。

 ただ、高齢のコや心臓疾患のあるコは気を付けましょう。シャンプー・カットは長時間立っていなければならず、緊張もするし、かなり疲れます。無理をせず、今日は前半分、来週後ろ半分、など少しずつやってもらうようにするといいと思います。

 また、垂れ耳のコで外耳炎になりやすいコは、耳の内外の被毛を全部刈り取ってもらうと風通しがよくなっていいと思います。ちょっと見た目はナンですが、歩くたび、走るたびに耳の中にも風が通って、外耳炎予防になります。

母マダニをゲット。

2019-05-29

 毎年、ワン・ニャンについた母マダニを取って、チャック付ビニール袋へ水で湿らせたカット綿と一緒に入れておきます。マダニの生態観察のためです。この時期にしては早いのですが、たくさん血を吸って満腹の母マダニをゲットしました。断続的ですが暑い日が続き、幼ダニ、子ダニ、成ダニと脱皮をしてきていたのでしょう(例年だと7~8月頃なのですが)。

 一か月もすると卵を2~300個産みます。気温にもよりますが、やはり一か月くらいで孵化します。今年の夏は暑いらしいので、マダニがたくさん発生しそうです。しっかり予防しましょう!。

痛い!ハチに刺された!。

2019-05-28
 小さいものから大きいものまで、ブーンと飛ぶハチを見かけるようになりました。ワン・ニャンは顔の近くを飛ぶハエやハチをパクッと捕まえようとすることがあります。うまく口の中に捕まえても、スズメバチなど大きいハチは口の中で刺します。顔が腫れます。痛いです。以前、顔を腫らした犬の口を開けたら、スズメバチの針がしっかり刺さったままだったことがあります。
 また、地面に巣を作るオオスズメバチ、クロスズメバチ、コハナバチなどを、ついうっかり踏んづけることがあります。足の先を刺されます。とっても痛いです。足の先が腫れます。ウチの先代の犬(中型犬)が縁側から飛び降りた瞬間に「キャン」とないて、前肢跛行となりました。地面をよく見たら、小さいハチ(たぶんコハナバチ)がバタバタしていました。跛行していたのは小一時間でした。
 痛がるのに、骨折でもなく、ケンカ傷でもなく、なぜか腫れているだけの時は、もしかしたらハチに刺されたのかもしれません。
 垣根の選定の時期です。人は、垣根の中に巣をつくることがあるアシナガバチに気を付けましょう!うっかりバサバサ切ると、集団で襲ってきます。私も何度か逃げ遅れて刺されました。ちょっと痛かったです。

熱中症!。

2019-05-26

 暑い日が続いています。北海道で39.5℃とは!。人ももちろんですが、ワンニャンも熱中症になります。ニャンの方が暑さに耐えますが、限度があります。家の中にいる場合は、クーラーを「除湿」でいいので、27~28℃にしましょう。防犯上の問題がなければ、家中の窓を網戸にするのもいいかも、です。庭につないでいる場合は、太陽の移動によって日差しが当たるところは避け、常に日陰になる場所にしましょう。水はいつもより多く(水入れを大きくするか、数を増やすか)しましょう。買い物やドライブで一緒に連れて行く時は、車内に置き去りにせず、必ず外の日蔭につなぎましょう。車の窓を10cm開けても、車内は温室以上の温度になります。だいたい10分で熱中症になります。体温が42度を超えると救命が難しくなります。

 軽症の時は、人用のスポーツドリンクを2~3倍に薄めて、少しづつ飲ませてやると、水分とミネラルなどの補給ができます。横になってゼハゼハ呼吸になってしまった場合は、すぐに動物病院へ。脱水補正の点滴や生理食塩水の直腸注入などで体温を下げ、体内の細胞が熱で壊れないようにします。

 プラス、老齢犬の場合、日陰で寝ていたのに、太陽の移動で西日を浴び続けたまま爆睡、結果「熱中症」ということがあります。気が付いて場所を移動できるのは若い時。飼い主さんの注意深い観察と行動で防げます。

やまびこ動物病院

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