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今日の一言

今日の一言。

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猫の転居。

2019-05-06
 ちょっと前までウチには8匹の猫がいました。昨年12月の時点では6匹でした。12月下旬に1匹増え(先日のオセロです)、年明けにもう1匹(黒なので、ジジ。これも教養センターからの出戻りで、まだ5才。超早期退職!オセロの後に就職させたコです。慢性腎不全で治療継続中)増えました。さすがに世話が大変です。投薬が必要なコが3匹いて、それぞれフードも違うし、毎朝毎晩てんてこ舞いです。そこで、東京のマンション住まいの娘たち(双子で一緒に住んでいます)に相談したところ、投薬なし、トイレの使い方がきれい(これ大切)、外へ出なくても平気、な「ミリー」(キジトラ、5才、避妊メス)を引き取ってくれることになりました。
 ミリーは元々は野良です。生後2か月くらいで保護されて来ました。聴診で少し心雑音がありましたが、早期避妊手術をして里親探しの準備をしていました。ところが、やはり心雑音が気になり、エコー検査、レントゲン検査をした結果、これは先天性の心疾患に違いないということになり、循環器疾患の専門獣医師に診てもらったところ(那須烏山市の青木獣医科さん)、猫には珍しい「動脈管開存症」ということでした。生後3か月で手術をお願いし、無事成功!2年ほど経過観察で通いましたが、もう大丈夫と太鼓判をおされ、元気に育ったという経緯(いきさつ)のある猫です。
 ミリーは、食べ物への集中が並外れていて、カラスの餌台に一番初めに登頂しました。でもそれ以外に興味なく、外へ出しても直ぐに帰ってきて、ケージの寝床で寝ているのが好き、です。今回の連休で帰って来た娘たちが、準備万端整えて、1日(水)に連れて行きました・・・ドナドナド~ナ~。次回へ続く。

キツネがいました。

2019-05-05

 一昨日(5/03)の夕方、家の前の草地をタッタッタと軽快に東から西へ進むホンドギツネを発見!わあ、キツネだ!と声を出したら、チラッとこちらを見て、ソソソソとソーラー畑(地主さんが2区画にソーラーパネルを設置)に入って行きました。厩舎にいた夫に「キツネがいるよ!」と声をかけ、たぶんソーラーを抜けて、林からゴルフ場へ抜けると読んで、夫と林の前の道を見ていました。案の定、ソーラーの下を抜けて軽やかにタッタッタと林の中へ消えて行きました。大きさから見て成獣だと思います。久しぶりでした。

 犬の散歩でゴルフ場横の林の空き地に毎日行くのですが、ノウサギの糞がたくさんあり、ウサギが増えたなあと思っていたので、食物連鎖なのね、と納得の出来事でした。

注意!農薬中毒。

2019-04-28

 週半ばの雨が終わり、この2日は晴れて暖かくなりました。今朝、ご近所さんが自宅周囲に除草剤を散布していました。・・・季節は春、ですね。雨の後、晴れると雑草がグングン伸びてきます。農薬散布にはちょうどいい時期です。

 農家さんや町中のお家でも、お庭や屋敷周りに除草剤を撒く時期です。撒いてすぐにワン・ニャンが歩いてクンクンと臭いを嗅ぎながら吸い込んだり、肉球や毛につき毛繕いで舐めて、オエーとなることがあります。

 また、田んぼでは田植えが始まりました。田植え後、畔などに農薬を撒くことがあります。外に出るニャンが田んぼでカエルを捕まえようと張り切り、後でやはりオエーとなることも。農薬注意の季節です。

いよいよ蚊が出てきました。

2019-04-20
 今朝、目覚めて起きようとしたら耳元で「プーン」という音がしました。「えっ、まだ、早い。」空耳かと思いましたが、再び「プーン」。確かに今朝は暖かかったですが、既に家の中にいるとは。越冬していた個体が動き出したのでしょう。そういえば昨日、馬のロデムも眼の下をサシバエに刺されていました。いよいよ吸血昆虫のおでましです・・・闘いがはじまりますが、こちらには蚊取り線香しかありません。非力です。
  ワン・ニャンたちもフィラリア症の予防が始まります。蚊が出て来てから1か月後に投薬開始です。

早期定年退職した猫の話。

2019-04-19
 10年前に生後間もない仔猫が5匹、持ち込まれました。母猫が交通事故で死亡し、困った飼い主さんが駆けこんできたのです。1日5~6回の人工授乳が始まりました。猫用粉ミルクから始まり、育つにつれて離乳食、仔猫用ドライフードとなり、2か月もするとかわいい5匹の仔猫になりました。
 1匹は飼い主さんが引き取り、1匹はもらわれ、2匹はそのままウチの子になりました。残りの1匹は当時、夫が勤めていた競馬の騎手を育てる「地方競馬教養センター」に「ネズミ取り用猫」として就職しました。毛色が白黒だったので、生徒さんたちが「オセロ」と名付けてくれました。
 そのオセロが昨年の暮れに、前あしに怪我をして来院。話を聞くと、今は他の猫から追い出されて、近所の分譲地の中で暮らしているとのこと。それなら、ということで治療が終わり元気になったところで、このまま早期退職させることになりました。ウチに残っていた同腹の三毛のレグルスと対面させたところ、お互い顔を近づけてクンクンし、その後、お互いをなめ合って仲良くしているのを見て、10年ぶりでも分かるのかなあ、とびっくりしました(残した2匹のうち1匹は若くして病気になり治療の甲斐なく亡くなりました)。
猫の年齢は生後11年で人の60才と言われており、オセロは10才8ヶ月だったので、ちょっとですが早期定年退職でした。お疲れ様でした!
やまびこ動物病院

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