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今日の一言

今日の一言。

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去勢手術と避妊手術。

2018-12-03

 オスは精巣を摘出します。メスは卵巣と子宮を摘出します。自然の身体にメスを入れるのは不自然だから手術をしない、という方がいます。では、自然とは?犬・猫の場合半年に一回の発情がきます。卵巣の中で卵子が発育し、受胎OKになるとホルモンの働きで行動に変化が起こります。犬では陰部から出血、猫では3週間にわたる大騒ぎ。食餌を忘れてさまよいます。で、自然の場合、一番優位のオスが交配の権利を得て、交尾をし、妊娠、出産となります。一回の出産で4~5匹産まれたとして、仔の中にメスがいれば半年後に発情が来て、妊娠期間2か月で4~5匹出産・・・。1年後には、大変なことになります。

 自然に、と言いながら、妊娠出産させないこと、この方が不自然なのです。

 人が飼う、ということは、そのコ、一代に限って慈しんで育てる、ということです。どんなに頑張っても一家に3匹以上の飼育は無理が来ます。

 去勢・避妊手術をすることにより、不必要なストレス(異性を求めて騒ぐ)から解放されます

 手術によって生殖器の腫瘍発生率が下がります。決断しましょう。

熱発。

2018-12-02

 10月17日の項で説明しましたが、犬・猫の体温は38,5℃を平熱とします。元気で動き回っているコの体温はもっと高くなります。反対に具合が悪くて寝ているのに39,5℃以上ある時は「発熱」です。その状態を表現する獣医学用語が「熱発」です。

 このところ、昼は暖かいのに、夜から朝にかけて急激に冷え込む日が続きます。40℃以上の熱発で来院するワン・ニャンが増えています。体温調節が間に合わないのは、人も動物も一緒ですね。体温調節に手間取る老齢犬・猫や、まだうまく調節できない幼齢犬・猫には、適切な保温を!

しつけ、その3。がまん、を教える。

2018-12-01

 すわれ、まて、ふせ、を覚えたら、次は「がまん」です。ブラッシング、爪きり、歯磨きを筆頭に、教えておきたいな、と思ったら、教えましょう。

 何かをする時に、犬が嫌がってウーっと唸ったり、咬もうとしたら、すかさず「がまん!」と言って頸の後ろをつかんで、制止します。その時に、暴れて反抗する時は、そのまま何もせず、頸の後ろを持ったまま、人はじっとしています。犬が諦めて動かなくなるまで、じっとしています。何も言ってはいけません。黙って、じっとしています。犬がじっとしてちょっとでも動かなくなったら、頸をつかんでいた手の力を抜いて、褒めます。すると、犬はまた「おっ、振りほどいてやろう。」と動き出します。すかさず「がまん。」と言ってちょっと強く頸の後ろをつかみます。大抵3回繰り返すと犬は「がまん」を覚え、「よし。」と言われるまで、その肢勢を維持してじっとしています。

 「がまん」を覚えると、名犬。

しつけ、その2。命令は1回だけ。

2018-11-30

 ここからは犬のしつけになります。すわれ、まて、ふせ、をしっかり教えます。どこでも、どんな時でもこの3つができれば名犬です。

 フードをもらう時は自ら進んですわって、まて、が出来るけれど、それ以外の時は、ちょっと待つけれどすぐに立ってしまう、というのはペケです。

 人が犬に発する命令は1回。初めて「すわれ。」と言った時、犬は「はあー?」と訳が分からず、人が自分を見てくれているので、嬉しいだけのテンション上がりまくりでピョンピョン跳ね。その時、すかさず黙ったまま、犬の腰に手をあてて、おすわりの形にします。一瞬でいいので、おすわりの形になったら「よし!」という命令を出して、褒めます。初めにドライフードを1個持って、犬の鼻先に近づけて座らせてもOK。「よし!」の後にその1粒のフードを食べさせます。1回の訓練時間は長くても5分。その間に何回も「すわれ」の形を教えます。今日できなくても5分で終わり。明日、仕切り直しです。

 よく、「おすわり!」「すわれでしょ!」「おすわりって、言ってるの!」「何ですわらないのっ!」「すわって!」「もう!あんたはダメねえ。」という声かけ連発の方がいらっしゃいますが、これは犬に「んー、いつ座るの?いつでもいいの?座らなくてもいいのかな?このままでいいや。」ということを教えていることになります。座らなくていい、と教えていることに・・・なっています。

 「すわれ。」と言ったら、すっとすわる。どこでも何時でも。命令は1回。

しつけ、その1。名前で叱らない。

2018-11-29

 名前は、そのコが幸せな時だけ呼びます。食餌の時・褒める時だけ名前を呼びます。名前で叱ると、呼ばれたときに「ん?どっち?褒められる?叱られる?」と考える時間を与えてしまいます。叱るときは、「ダメ・コラ・イケナイ・NO」から一つ選んで、家族全員同じ単語で叱ります。隣にいる5才児がビクッとして泣き出すぐらいの迫力で叱ります。チコちゃん(NHKの番組)を叱るイメージです。そうしないと伝わりません。犬も猫も同じです。ただし、一日に投げかける言葉の8割は褒めます。シャワーのように褒め褒めします。ビシッと叱るのは2割です。

 幸せな時に名前を呼んでいると、万が一の時に(家から脱走等)名前を呼んだ時に「なに?戻れば何かいいことあるんだ!帰る!」となります。真面目すぎると、叱ることが多くなる傾向がありますので、とにもかくにも褒めましょう!褒めて育てる、が基本です。

やまびこ動物病院
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