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今日の一言

今日の一言。

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小学校へ行ってきました。

2018-12-14

 飼育委員会の児童6名に、ウサギ飼育のための話をしてきました。毎日きれいに(糞が一つもない状態)すると排泄場所が決まってくること、アナウサギなので、寝箱は暗くなるようにすることなど。また、来週1年生がウサギとの「ふれあい授業」をするので、爪きりもしてもらいました。聴診器でウサギの心音も聞きました。掃除をはじめ、みんな一生懸命やってくれました。

人の食べ物を与えない。

2018-12-13

 これからクリスマス、お正月を迎えます。難しい話は置いといて、先に記したように、犬の嗅覚は人の一億倍ともいわれ(猫も多少は)、一度記憶した臭いは忘れません。

 一度でも人の食事から何かをもらった場合、次に同じ食事がでてきたら、当然もらえるものと理解します。毎回、何かを与えているとどんどん与える物が増えていきます。健康管理上、やっぱりこれはダメ、と人が思っても、ワン・ニャンは分かりません。ちょうだい!ちょうだい!の連発になります。根負けするのは人かな・・・が、負けてはいけません!

 きっぱりと、人が自分自身に言い聞かせ、テーブルにはドライフードを置いて、ワン・ニャンが人の物を欲しがったら、ドライフードを一つ与えます。3日もするとワン・ニャンも理解して、欲しがらなくなります。

 要求に負けると、毎食、何かを与えるまでワン・ニャンは頑張ります。他に頑張るところがないので、とにかく頑張ります!チョウダイヨー!

 ただ、高齢になって肝臓・腎臓疾患にかかり余命いくばくもない、という状況になったら、もう、好きな物を好きなだけ食べて・・・というのはアリかな、と思います。心臓疾患については、塩分だけは気を付けて、です。

猫の伝染病、その1。

2018-12-12

 この時期、猫の伝染病が流行ります。ワクチンで防げるウイルス病の一つ「猫伝染性鼻気管炎」です。眼の結膜炎と鼻炎が目立つ症状です。具体的には、黄色い目ヤニと水腫様にふくれた結膜、鼻からはあおっぱなで、ズガズガと息をしている状態です。臭いが分からないので、餌を食べられずに衰弱していきます。仔猫の死亡率は高いですが、おとなの猫は何とか治ります。ウイルスを自分の免疫でやっつけるまで14日くらいかかります。(9月29日に書きましたが、人には感染しません。)

 時に、片目から始まった結膜炎、という場合は猫クラミジアやマイコプラズマによるものの可能性があります。抗生物質で治ります。これも人には感染しません。人には人の、です。

食糞対策。

2018-12-11
    犬の嗅覚は大変すぐれていて、麻薬探知犬などとして活躍しています。しかし、その素晴らしい嗅覚ゆえに、人にとってちょっと困ったことをやってくれます。糞の臭いの中に、かすかなフードを嗅ぎつけると、その糞はその途端に「食べ物」に変わります。美味しいものを見つけたことになるので、迷うことなく食べちゃいます。多頭飼育していると、他の犬の排泄を待って、排泄した途端に食べてしまうということが起こります。その口で人をペロペロ舐めるので「ちょっと・・・待って。」となります。
   猫のフードは蛋白量が多いので(10月2日の項参照)、しっかり砂や土に埋めてある糞を探し出してでも食べてしまうのは、嗅覚のすぐれた犬の性です。とっても美味しい、ということです。
   食糞を止めさせるには、食べそうになった時に、フードを見せて「こっちにおいで!」と声かけをして「糞より美味しいものをくれるみたい。」と教えるしかありません。やみくもに「だめ!」と言っても「だって、美味しいんだもん!」と諦めてくれません。フードと交換ね、と教えます。フードの方が断然美味しいので、すぐに理解してくれます。キーワードは、糞より美味しいもの、です。

猫の爪切りのコツ。

2018-12-10

 犬については、9月30日に書きましたが、猫についてのリクエストがありましたのでお答えします。猫の場合も基本は同じです。

 まず、おとなしく抱っこさせることから始めます。犬のように肉球ごと足先を触ってもいいのですが、気に入らないといきなりニャニャンッと咬んでくるので、抱っこしていた方が攻撃性が減ります。足先を触って、肉球をグッと押して爪を出します。これも初めは嫌がりますが、毎日褒めながら続けていると不承不承やらせてくれるようになります。素直に爪を出させてくれるようになったら、初めて爪を切ります。猫の場合真っ黒の爪は少ないので、何とかピンク色の血管が分かると思います。血管の先1mmまで切っても大丈夫です。一日一本切って終わり。切り終わったら、フードを一粒ご褒美に与えます。

 犬の時よりも人は、慌てず、落ち着いて、が大切です。爪きりは色々なタイプがありますが、どれでも大丈夫です。

やまびこ動物病院

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