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今日の一言

今日の一言。

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いよいよ氷点下に

2018-12-09
 今日は冷え込んで、雪が風に乗ってパラパラ降ってきました。これから氷点下になる日がちょこちょこあると思います。外飼いをしている場合、飲み水が凍ってしまうことがあります。忙しくても水の確認は毎朝必ずしてやりましょう。真冬日になると融けることもなく、稀ですが、脱水して来るワンがいます。   
   雪が積もっている時は、雪を食べて乾きを癒すことができます。

裂肉歯の威力。

2018-12-08

 犬・猫の臼歯は尖っていて鋭く、上下を咬み合わせて、獲物の肉を切り取ることができます(9月26日の項参照)。そのおかげで、たまにですが、困ったことが起こります。犬は、小枝や割り箸をガブッと咬んで、バキボキッと折って遊ぶことがあります。その時に、何かのタイミングで上あごの左右の歯の間に、小枝や割り箸がすっぽりはまってしまうことがあるのです。飼い主さんが見ていても、上からだと何が起こったか分かりません。犬が急に頭を振ったり、よだれが出てきたり、フードを食べにくそうにしたり、と「何か変だ。」ということで診察になります。体重・体温測定、聴診後に、「はい、あーんして。」と口を開けてビックリ!「○○がはさまってますねー。」鉗子でしっかりつかんで取ります。

 猫の場合は、魚の骨など食べ物がらみです。急に後肢で立ち上がり、両前肢で口を左右からこすったり、バランスくずして、すってんと転げたり、ややしばらく悪戦苦闘します。飼い主さんはびっくり仰天ですが、猫の舌はザラザラしているので、しばらくすると、はずれるようです。慌てた飼い主さんからの電話を受けることがありますが、「治まりました。」と後で連絡が来ます。診察に至った例はありません。 

猫は好き勝手。(リクエストにお答えして。)

2018-12-07
 昼間、人はお仕事でお家は猫の天国!やりたい放題で、鍋をひっくり返すは、ダストボックスの中身をまき散らすは、神棚のお供えを落とすは、と興味の向くまま、気の向くまま、面白い!と思ったことをずーっとやり続けるのが、猫です。テーブルの上に置いておいた包装してある食パンにかじりついてぐちゃぐちゃにするのは手始めで、収穫して台所に置いておいた野菜をかじって、ボロボロに(お前は肉食動物だろっ!と言いたい)。果ては、ドアを開ける術を会得して、どこでも自由に行き来する、「開けたら閉めろ!」と言いたくなるようなニャンもいます。
 では、どうすればいいかというと、諦めるしかありません・・・。被害を減らす努力はしましょう。まず、ありとあらゆる食物は隠します(人にはゴミと思われる物もです)。ちょっと触ったら動く物は片付けます。猫の身体能力以上の安全策を講じます。
そして、ニャンの好きそうな、人の生活に関係のない、垂直の動線を確保したものを作り(麻縄で作ったポールなど)、所々にちょっと触ったら動くおもちゃを(日替わりとは言いませんが)いくつか、取り付けます。また、ラップの芯をいくつかテープでまとめて、中の方にフードを入れ、知育玩具のような時間稼ぎのおもちゃを作って与えるのも効果ありです。
ただ、爪が伸びて鋭くなっていると、ちょっとしたものに引っかかるので、ニャンにとっては、ますます面白くなります。まずは、爪きりをしましょう。

災害対策。

2018-12-06
 今の日本、どこにいても何があるか分かりません。避難をしなければならない時の為、ペットの避難用具をリストアップしてみましょう。ケージ、フード、水はもちろん薬、クシ、ブラシ、爪きり、トイレグッズ等々、意外にたくさんあります。今までの教訓からマイクロチップも有用です。万が一逃げ出して、保護された時に、マイクロチップの番号を読み取れれば、すぐに飼い主が見つかります。
 人である自分のことも準備できてない・・・方は、まずペットの避難グッズから。人の準備はプラス、手回しラジオ・懐中電灯などなど追加すれば大丈夫!。
 

いつものままで。

2018-12-05

 師走に入り、何かとイベントがあるかと思います。忘年会、クリスマス、年越し、等々。今日は特別だから、といって、おやつ、チキンの端っこ、天ぷら、等々、を与えないようにしましょう。新年に向かってシャンプー・カットしたし、おめでたい時期でもあるし、ちょっとだけなら、といって、いつもと違う食べ物を与えないように気を付けましょう。

 下痢しました、吐いています、という症状でワン・ニャンがげっそり・ぐったりして来ます。いつものフードで腸内細菌がバランスを取っています。違うものが流れてくると腸内細菌はバランスを崩し、悪玉菌が増えて下痢・嘔吐を起こします。出る物が出てしまえば落ち着きますが、自分の免疫力で太刀打ちできなくなったら症状が長引きますので、診察が必要です。でも、まずは、24時間の絶食(水は飲ませます)をしてみましょう。悪玉菌が引っ込みます。

やまびこ動物病院

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