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今日の一言

今日の一言。

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咬み合わせ。

2018-11-19
 犬は、品種改良により姿かたちが様々です。その中で、歯のかみ合わせに注目すると、3つに分けられます。上あごの切歯のすぐ後ろに下あごの切歯があたるシザーズバイトと上あごの切歯が下あごの切歯より前に出ているオーバーバイト、反対に下あごの切歯が上あごの切歯より前に出ているアンダーバイトです。
 大方の犬はシザーズバイトですが、牛と戦うブルドッグなどはアンダーバイトがスタンダード(品種標準)です。短頭種は骨格の構造上アンダーバイトが多いです。
 オーバーバイトは口吻の長いダックスフントによく見られます。
 いずれの咬み合わせでも、お口のケアは同じです。歯磨きをしましょう。

この仔の将来の大きさ。

2018-11-18
 犬の場合、おおよその目安があります。生後4か月の時の体重の2倍が成犬になった時の体重、ということです。超小型犬や超大型犬の場合は、あてはまらないこともありますが、だいたいの参考値としてみてください。親が分からない仔犬を保護した時など。切歯の生え変わりが生後4か月なので、判断の参考になると思います。
 猫の場合は、品種によってある程度大きさが予想できます。犬ほど大きさに変化(犬は1kg~100kg超まで)はありません。

ペットフードの味。

2018-11-17
 以前、ペットフードメーカーさんの勉強会に出席した時に「素材から製造過程まで、人の食品と同じようにして作っています。」というお話を聞きました。ホホー、と思っていたら「では、試食して下さい。」と、さすがに缶詰でしたが、お皿に乗って一人ひとりに渡されました。ウヘーと思いましたが、皆で食べれば怖くない、と食べてみました。アレッ、味はないけれど、いけるのでは?スミマセーン、お醤油あります?とは言いませんでしたが、お醤油をかければ「美味しい」食材でした。

社会化期、続き。

2018-11-16
 人との関係もですが、これから生きていく周囲の環境への馴致(馴らしていくこと)も大切です。猫は交通事故などの危険性を考えると、室内飼育が基本になります。新しい家具や物(模様替えなど)に対して大げさな(恐怖)反応を示さないよう、人が猫の身体を触っても嫌がらずに受け入れるように馴らしておきます。すると室内の様子が変わっても、人との関係ができているので、安心感が保てます。
 犬の場合は散歩をしますので、芝生・枯れ葉・アスファルト・砂利道などに肉球が触れることに馴れさせます。よく、生後4か月のワクチンが済むまで外に出さない、というペットショップの言いつけを守る方がいますが、それでは、社会化期が終わってしまいます。生後4か月を過ぎると、警戒心を持って新しいことに対応するようになります。畳やフローリング以外の肉球の感触を警戒して、お散歩の初めの一歩を出せなくなります。
 横を通る人や自転車・車、風、水たまり、いろいろな外の環境を体験させましょう。近所で犬の伝染病が流行っていなければ、社会化のためにどんどん外へ連れ出しましょう。ただし不特定多数の犬が集まるところ(公園・ペットサロン・ドッグランなど)へは、ワクチンが済んでから行きましょう。

社会化期。

2018-11-15
 いろいろな環境で育ってきた幼犬・猫に人との上手な生活関係を教えるには、期限があります。生後4か月までにしっかりとしつけをしましょう。それ以降になると、警戒心が勝り色々難しくなります。この家での「掟」(やっていいこと、やってはいけないこと)を教えてやらねばなりません。特に犬では群れ生活が基本なので「掟」破りをしたら仲間はずれにされて、生命の危機となることを教えます。本気で教えなければ伝わりません。
 猫の場合は、基本的に他人行儀でOKです。もともとの野生動物だったころの暮らしと人との暮らしは、単なる同居人程度の付き合いです。ただ、テーブルに乗らない、台所のコンロに乗らない、などその家の「掟」を決めたら、人がその「掟」を守って猫に教えます。しょうがないなあ、と教えることをサボッたら既得権を与え、その行為を許すことになります。家庭に迎えた犬・猫とどのように生きていくかを決めること・・・それが始まりです。
やまびこ動物病院

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