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今日の一言

今日の一言。

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昨日の香港の犬は発症しなかったそうです。

2020-03-23
 感染はしたけれど発症(症状が出ること)はしなかったようです。ところが、報道の後、飼育していた犬を捨てたり、殺処分にするといったことが行われたようです。残念です。ピリピリと過敏になる気持ちは分かりますが、人が感染したらみんなすぐに重症になって死亡する、という病気ではないことは、科学的にみても分かっているのに、何でかなあ、と思います。ほとんどの人は症状が出ないか軽い症状が出て、治ってしまう風邪です。基礎疾患がある、または、高齢者、の場合は重症になる場合があるので、注意が必要ですが、飼っている犬から感染することは無い、です。万が一、犬や猫から感染するといったことが立証されたら、それは「狂犬病ウイルス感染症」と同じく、大変なできごとです。種の壁を越えて感染能力を持ったウイルスが増えた、ということになります。狂犬病は哺乳類すべてに感染するウイルス感染症で、感染したらほぼほぼ100%死亡します。老若男女、基礎疾患にかかわらず死亡します。
 4月から狂犬病のワクチン接種が始まります。人が感染しないために、犬に接種しているのです。今年も接種を忘れすに!

種を超えるウイルス感染とは。

2020-03-22
 今回のコロナウイルス感染について、香港から、感染者の飼育する犬がウイルスに弱いけれど感染した、という報告が出ました。日本獣医師会はビックリです。これまで、種を乗り越えて感染するウイルスは少ない!『狂犬病ウイルス、高病原性トリインフルエンザウイルス、遡れば(さかのぼれば)エイズウイルスなど』、としていたものが、うへっ、これも?となりました。私も、んー、なんでかなー、と思いちょっと調べてみました。
 お医者さんたちがじっくり基礎研究をしていました。か弱いウイルスが新たな細胞(今まで感染が難しかった細胞)に感染するには、細胞の表面にある、いろいろな物質を受け入れる入り口の関門を突破しなければなりません。気難しい関門を突破するには、騙す(だます)、誤魔化す、壊す、わけですが、かなり難しいようで、ウイルスの次の一手は、別の関門を開拓する、ようです。とても数の少ない関門でも、セキュリティーがちょっと甘い関門に、無理くり「こんちわー」と潜り込んで感染し、時間をかけて増殖していくようです。その、時間をかけている間に、宿主の免疫にやっつけられてしまえば、感染はしても、増殖して発症することはできません。宿主の免疫がこの感染を見逃してしまうと発症するということのようです。
ウイルスは自分を増やすために、今までは無理だったけれど地道に、感染できる入り口を探して喉の奥までたどり着いて新たな感染経路を開拓したということのようです。ここで大切なのは、宿主の免疫機能です。健康な状態であれば、免疫はしっかり働きます。ウイルスを抑え込みます。健康でない状態(肥満、喫煙、高血圧、かくれ糖尿病、免疫不全など)だと、数少ない関門を突破された時、なんだかヤバそうだけど、すぐに動けないし、ま、いいか、と見逃してしまう・・・結果、重症化のようです。基礎研究って大切です。

獣医師会の会議に行ってきました。

2020-03-17
 今年の9月に行われる獣医師の学会についての会議でした。関東一円の獣医師が集まります。栃木県が担当県ということで、役割分担等話し合われました。
 会議の最後の「その他」のところで、豚コレラ(豚熱)のワクチン接種の進捗(しんちょく)状況について聞きました。2月17日から県南地区、3月2日から県央、来週23日から県北ということでした。今のところ、事故もなく、順調に進んでいるとのことでした。ワクチン接種器具も進化しており、スムースに接種できるそうです。県北は頭数が多いので、もしかしたらウチにも(エントリーしたので)動員がくるかもしれません。その時は、ガンバリマス。

内科小児科の先生のお話。

2020-03-16
 私の血圧の薬をもらいに、かかりつけの内科小児科へ行ってきました。診察が終わってから「先生、ちょっと聞きたいことがあるんですけれど。」と言ったら「はい、何でしょう。」とこちらを向いてくれたので「新型コロナウイルス感染症って、昨年の秋から流行っていた風邪ですよね?」と聞くと「はい、そうですね。実は、遅くても昨年11月の時点で、中国の武漢周辺の内科医たちは『何で肺炎患者がこんなに多いのだ。』と分かっていたようです。スマホのラインで仲間たちと共通認識を持っていたようです。その頃は武漢から毎日何便も日本へ来ていましたから日本へも入ってきましたね。ところが、外交交渉が優先し、中国内部の声は抑えられ、日本政府が中国政府に忖度した結果、対策が遅くなったというわけです。」私が「死亡率は、マスコミの発表より実際の分母が多いと思うので、かなり低いのでは?」と聞くと「そうです。子供も重症化しません。ただ、高齢者・免疫低下の人は重症になります。それと心配なのは、かくれ糖尿病の人たちです。自覚がないけれど感染すれば重症化します。」さすが、内科の先生!と思いました。かくれ糖尿病とは、自覚がないけれど実は糖尿病治療を始めなければヤバイ、気が付いていないだけ、という人です。老若男女問わずいるようです。他にも色々説明してくださいました。勉強になりました。いつもの診察時間の5倍以上になりました。去年、インフルエンザではない風邪とは、つまり新型コロナウイルス感染症です。

ネコノミを捕まえた!。

2020-03-15
 先日の猫の避妊手術の時です。麻酔をかけてぐっすり寝た猫ちゃんを仰向けにしてバリカンで毛を刈ります。内またからお臍(へそ)へ向かってグイーングイーンと刈っていたら、あれ?バリカンの前に小さな黒い動くものが!ちょちょちょっと待って?おっ、逃げる!こら、逃げるな!待てー、と指でつまもうとするのですが、動きの速いこと!もし、床に逃げて見つからなくなったら困ります。すると運のいいことに(ノミにとっては悪いことに)、毛を刈った皮膚の方へ出てきました。今だっ、と親指と人差し指でつまんで捕まえました!隣の診察室へ顔を出し「ノミ捕まえた!セロテープ下さい!」と言って3cmほどのセロテープをもらい、ノミをテープでサンドイッチ。顕微鏡でネコノミと確認。原田先生がワンちゃんの診察をしていたのですが、飼い主さんも顕微鏡をのぞいて「なるほどー。」
 その後は、順調に手術が済んで、入院ケージへ移動する前に液体のノミダニ駆除剤を猫ちゃんの首の後ろにつけました(まだ体にノミがいるはずです)。今月になって手術の時に見つかったのは2回目です。朝晩は冷え込みますが昼間暖かいのでノミダニの活動が始まったようです。
やまびこ動物病院
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