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今日の一言

今日の一言。

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尿のPH(ペーハー)。

2018-11-03
 本来は肉食動物の犬・猫の尿は酸性です。PH:5.5~6.5、に保ちたいところ。反対に草食動物の尿はアルカリ性。野菜をたくさん食べると犬・猫の尿は中性からアルカリ性になってしまいます。そうなると膀胱の中で化学反応が起こり、ストルバイト結晶ができ、膀胱炎になる場合があります。PHの変化だけが膀胱炎の原因ではありませんが、犬・猫の尿は酸性であることで健康を維持しています。

シャンプーのコツ。

2018-11-02
 本当は、犬も猫もシャンプーする必要はありません。健康であればブラッシングだけで充分です。シャンプーが必要となるのは、重度の皮膚炎の時、汚物が身体に付いた時です。皮膚炎の時は、その原因によって薬用シャンプーを使い分けます。よく泡立てて5~10分そのままにして薬剤が皮膚に浸透するのを待ちます(塗り薬の時と同じです)。シャンプーを洗い流した後は、タオルドライです。ドライヤーで乾かすのは、皮膚炎の時はNGです(皮膚のダメージの方が大きい)。
 汚物(他の動物の糞・堆肥・カエルやミミズの死骸に身体をこすりつける等)で汚れてきた場合は動物用シャンプーであればOKです。全身洗わなければならない場合、身体の一部分でよい場合と状況に合わせて洗います。やはりタオルドライが基本です。
 室内飼育でどうしてもケモノ臭が気になる時でも、シャンプーは2週間に1回が限度です。皮膚のバリアーである皮脂を取りすぎると、洗い過ぎで皮膚炎になる可能性もでてきます。

涙のゆくえ。

2018-11-01
 涙はまぶたにある数種の分泌腺、先に書いた瞬膜から出た液体の総称で、角膜の表面を覆っています。いつも潤っていて、飼い主をうるうるした眼で見るわけです。どんどん出てくる涙はどこへ行くのでしょう?眼頭の内側に「鼻涙管」という管が開口していて、涙はそこから鼻に行きます。自然に鼻から喉へ行き、ごっくんと飲んでいます。
 鼻涙管が狭い・狭窄している場合、涙は、まぶたからあふれて、涙やけの原因になります。短頭種の犬・猫に多く見られます。毎日拭いてやりましょう。
 臭いを嗅いでいる時、下を向いていると、透明な鼻水がポタポタ落ちることがあります。これも、鼻から喉へ行くはずの涙が鼻孔から落ちているだけですので、心配いりません。中には、クシュンクシュンとなるコもいます。鼻炎かな、と心配になるかもしれませんが、大丈夫。鼻水が出ている時は、観察しましょう。透明な時は涙、黄色や薄緑の色が付いている時は鼻炎です。

保温。

2018-10-31
 朝晩、かなり冷え込んできました。外にいるコもですが、家の中のコも急な気温の変化についていけずに体調を崩すことがあります。動いている間はいいのですが、寝ている間に冷えてしまいます。寝床の大きさを動物が丸まってピッタリくらいの狭さにし、出入り口もギリギリ通れるくらいにした箱型の物にしてやります。床にバスタオルや毛布を敷けばOK。そうすれば空間が狭くなり、自分の体温で充分温まります。それでも寒がる時は湯たんぽやホットパック(10月12日仔猫の項参照)を入れてやりましょう。仔猫や老齢で削痩している場合は保温しないと皮下脂肪がないので、身体の芯まで冷えてしまいます。

草の実だらけ。

2018-10-30
 この時期、散歩に行くと体中に草の実が付いて来ます。毛足の長い場合は、全身すごいことになります。ブラッシングで丁寧に取ってやりましょう。イネ科植物の実にはノギという固い針のようなトゲがあり、動物の毛に付いて遠くへ運ばれるようになっています。特に大きくてやっかいなのがチカラシバの実です。ノギがしっかりしているので、一度くっつくとなかなか取れません。犬の場合、耳に入るとチクチクするので、頭を振って出そうとします。しかしノギのせいでどんどん奥へ進み、鼓膜近くまで入ることがあります。麻酔をして取り出すことも。皮膚に付くとだんだん皮膚にもぐりこみ、膿瘍となります。抗生物質で治っても同じところで膿瘍を繰り返す時に、局所麻酔で奥の方を探ると見つかる時があります。
 また、硬く乾燥したオナモミも放っておくと毛にからみ、大きな毛玉を作ります。バリカンで毛ごと刈り取るしかありません。
やまびこ動物病院
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