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今日の一言

今日の一言。

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人工保育の仔猫・仔犬のしつけ。

2018-11-14
 順調に育ち離乳もできた頃、生後45日を過ぎたら母猫・母犬が始める仔のしつけを人がしましょう。強く咬んだらダメ、から始め人の肌に歯をあてたらダメ、と教えます。母猫は仔猫のことをパシッとたたきます。子猫は耳を伏せて小さくなります。オカアチャン、ゴメンナサイです。親犬は低い声でウーと唸って、それでいう事をきかない時はガブッとやります。仔犬も小さくなってゴメンナサイです。
   生後60日くらいまでは、素直に受け入れますのでしっかりとしつけをしましょう。大切に育ててきて可愛くなってきて、とても厳しくしつけられない、よしよし、とやっていると、仔猫・仔犬は王子様・お姫様状態になります。気に入らないことに対して、容赦なくガブッと人を咬みます、プラス、猫は爪を立てます。一度そうなると直すのは大変です。
 可愛いからこそ、しっかりしつけを!
 

年寄り犬のプルプル。

2018-11-13
 犬は若くて元気な時は、体重の7割を前肢で支えています。年を取って、筋肉の力が衰えてくると、後肢にも体重がかかってきます。後肢の筋肉は、身体を前に進めるためだけの筋肉なので、体重を支え続けることはかなり辛いことになります。
 それで、年を取った犬は立っているだけで後肢がプルプルふるえてくるわけです。病気ではありませんのでご安心を。ためしに、実験。さあ、四つん這いになってみましょう。普通の人(筋肉を鍛えていない人)なら、1分くらいで腕がプルプルしてくるのでは?人の腕の筋肉は体重を支えるようにできていません。プルプルです。

側対歩。

2018-11-12
 若くて元気な犬の歩き方は、四肢が順に前へ出て(例えば、左後、右前、右後、左前の順)歩いています。ところが年を取ってくると、もっと楽な歩き方になります。
 それが側対歩です。同じ側の前肢と後肢が同時に前へ出ます。特に体重がある中・大型犬にみられます。重心の移動を単純にして負担を減らしています。野生動物の大型草食獣のキリンは初めから側対歩です。
 犬が歩くのをよく見て側対歩になっていたら、お前も年を取ったなー、と気づいてやりましょう。介護生活も間近です。

ハムスターの冬越し。

2018-11-11
 ゴールデンハムスターをはじめジャンガリアン、ロボロフスキーなどのハムスターは、小さいケージで済み、世話もそんなに難しくないということで手軽に飼育されています。
 今までは、夜行性で活発に動いていたかもしれませんが、寒さが厳しくなってくると動きが鈍くなってきます。室内温で10℃以下になってくると動かずに丸まってしまいます。
 病気になった!と心配する方もいますが、ただ気温が低くなっただけのことなので、室温をしっかり20℃くらいに保ってやれば今まで通りに活発に動いてくれます。

ねこバンバン。

2018-11-10
 今日の昼は暖かいといより暑いくらいでした。しかし、さすがに11月です。朝晩はぐっと冷え込んできます。外にいる猫たちは少しでも温もりたくて、車のボンネットの中にもぐりこみます。知らずにエンジンをかけると、悲惨なことに・・・。ウチの15才の「カロン(三途の川の渡し守)」去勢♂は、仔猫の時に、その悲惨な目に遭いました。ファンベルトに右前脚と下あごを吹っ飛ばされた状態で担ぎ込まれました。手術で右前肢は上腕骨近位で切断、下あごは半分のところで何とか整復。仔猫ゆえ治りも早く、いろいろありましたが、結局ウチで元気に育ちました。そんな身体でカエルや鳥を捕まえてきたり、保護されたチビ仔猫の面倒をみたり、いい兄さん猫でした。今でもいい爺さん猫です。
 ねこバンバンとは、エンジンをかける前にボンネットをバンバンたたいて、中にいるかもしれない猫を出す、ことです。冬の間、是非実践しましょう!
やまびこ動物病院

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